不動産売買契約後から決済までの流れをご紹介！

今回は、不動産売買契約の流れと手続きについて解説します。不動産売買契約の概要や契約時に必要な書類、契約後の手続きの流れなど詳しくご説明！さらに、注意点や順調に進めるポイントも紹介されています。不動産売買を安心・安全に進めたい方は必見です。

不動産売買契約とは

不動産売買契約とは、不動産の売買に関する合意を文書化した契約です。この契約には、売主と買主の双方の権利と義務が明確に規定されています。売買物件の詳細、価格、支払い方法、引き渡し時期などの重要な条件が記載されます。また、契約の有効期間や解除条件、違反時の違約金なども含まれます。

契約時に必要な書類一覧

不動産売買契約を締結する際には、以下の書類が必要となります。

売買物件の所有権証明書: 売主が物件の所有者であることを証明する書類です。不動産登記簿謄本や所有権移転登記簿などが含まれます。
売買物件の現況調査報告書: 物件の状態や設備の有無などを記載した書類です。建物の構造、間取り、設備の種類や状態などが含まれます。
売買代金の支払い証明書: 買主が売買代金を支払えることを証明する書類です。銀行からの融資承諾書や預金通帳の写しなどが含まれます。
契約書: 不動産売買の詳細な条件や契約の内容を記載した文書です。売買物件の詳細や価格、支払い方法、引き渡し時期などが明記されます。
印鑑証明書: 売主と買主の印鑑が正当なものであることを証明する書類です。市役所や区役所で取得できます。

不動産売買契約後の手続きの流れ

不動産の売買契約が成立した後は、さまざまな手続きがあります。これから詳しく説明する契約日の主な手続き、契約後の確認事項、決済前の確認と手続き、そして決済日の進行をしっかりと把握しておきましょう。

不動産売買契約日の主な手続き

ここでは、契約日に行う手続きについて解説していきます。

重要事項説明の受け取り

契約日には、不動産の重要事項説明書を受け取ります。この書類には、不動産の詳細な情報や注意事項が記載されています。物件の所在地、面積、間取り、建物の構造や設備、周辺環境など、買主が把握しておくべき情報が含まれています。重要事項説明書をよく読み、内容に納得したら署名をしましょう。

契約金の支払い方法

契約日に、契約金の支払い方法を決定します。契約金は、不動産の購入代金の一部であり、売主に支払われます。通常は銀行振込や現金での支払いが行われますが、契約書に明記された方法に従って支払いを行いましょう。また、支払い期限も契約書に明記されているため、期限内に支払いを完了させるようにしましょう。

契約後の確認事項

ここからは、不動産売買の契約後に確認しておくべきことについて解説していきます。

物件の詳細確認

契約後、物件の詳細を再度確認する必要があります。物件の間取りや広さ、建物の築年数や設備の状態、周辺環境などをしっかりとチェックしましょう。また、売主から提供された書類や写真と実際の物件の状態が一致しているかも確認することが重要です。もし不明点や疑問点があれば、不動産会社や売主に遠慮せずに質問しましょう。

ローンの審査と手続き

契約後、ローンを利用する場合は、審査と手続きが必要です。まずはローンの審査を申請し、銀行や金融機関からの審査結果を待ちます。審査には所得や資産、信用情報などが関わるため、必要な書類や情報を提出しましょう。審査が通れば、ローンの契約手続きを進めることができます。ローンの手続きには時間がかかることもあるため、早めに手続きを開始することがおすすめです。